神戸市立博物館:特別展 一瞬のきらめき まぼろしの薩摩切子
に行ってきました。ちょうど、30日まででしたので、ぎりぎり間に合いました。
160点もの薩摩切子(カットグラス)を観ることができました。奇麗でした。
神戸市立博物館(エントランス)原寸
まぼろしの薩摩切子展(館内の撮影可能なパネル)原寸2008年の大河ドラマ 天璋院篤姫のオープニングで、藍色とも瑠璃色ともみえる
ちょっと神秘的なまでに美しいカットガラスが、万華鏡のようにゆっくり回転する画像、
それが脳裏に刻まれていたからこそ、観に行きたいとつよく思ったのかも知れません。
Youtubeでは↓1分22秒くらいから薩摩切子(カットグラス)が確認できます。
モルフォ蝶(?)と薩摩切子のイメージが重なり、インクブルーの花びらが降るように散る、
素敵に幻想的なものです。クリムト風の篤姫もゴージャスです。
大河ドラマ - 篤姫 Atsuhime Opening
青で思い出しましたが、この神戸市立博物館へ行くときに、地下を通ったため少し迷ってしまい、
旧居留地で青条揚羽がひらひらと飛んできて、植え込みの花の間を飛んでいました。
急いで携帯で撮影したものですが、なんとか写っていた一枚を良かったらどうぞ。
アオスジアゲハ(青条揚羽)原寸ガラス工芸や、カットグラスはみていて飽きません。
光の当たり方や、少し視点を変えただけでも、さまざまな表情を持っています。
天璋院篤姫の、お輿入れのときの雛道具。徳川記念財団のもの。
それらはままごとのように小さく、それでいて精巧で、かわいらしく、みたことのないものでした。
宮崎あおいさんの篤姫がふいっと浮かんでくるようで。
他の切子は、藍色や瑠璃色、ルビーやガーネットのような深い鮮やかな赤(紅)色をまとったものが
多いのですが、これはクリスタルのように、ひたすら精緻なカットを重ね透明にきらめいていました。